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安全対策と運行基準

2022/04/28

今回は北海道の旅客船のことがあり、お客様から心配のお声がけや
お問合せ等が何件かございましたのでこちらに記載させていただきます。

現在はダイビング業務となりますがホエールウォッチング開催時の
運行基準や安全対策等を明確に説明させていただきます。

1.出港基準について

 ・沖縄県水上安全条例に伴うプレジャーボート業届出と不定期航路事業の届出に
  提出している安全対策マニュアル記載の
  「波高さ3m、風速10m」の予報がある場合は中止となります
 ・予報は前日の夕方5時の予報を気象庁等合わせて4社ほど確認します
 ・予報は100%信用できない為、当日の朝にも予報を確認し、実際に海を見て判断いたします
 ・風向きが北や東によって影響が大きく変わる為、早朝に出港した釣船や漁師船に
  状況を確認します。
 ・沖縄県ホエールウォッチング協会に属する船長と協議し、開催の有無を判断します
 ・予報が良くても実際に出港した後、厳しい状況の場合は引き返して帰港いたします

2. 船舶整備について

 ・毎出港時に運行前点検をする(燃料、オイル、ベルト等)
 ・日本小型船舶機構による定期検査および中間検査を期限内に行っております
 ・ホエールウォッチング開催前には船舶を上架し、船体のFPR修繕作業やプロペラ等の確認、
  船底塗料の塗装作業を行います

3.中止の判断について

 ・前日の5時に予報で確認後、船長が判断し6時までにお客様へご連絡いたします
 ・当日の朝、予報が悪くなった場合は7時半までにご連絡いたします
 ・午前便が出港しても午後から悪くなる場合は11時までにご連絡いたします。
  また、午前が中止となり、午後から良くなる場合も11時までにご連絡いたします

4.安全対策について

 ・予想のつかない揺れがある為、2歳以下のお子様は乗船できません
 ・サウス号は舷が高いのでライフジャケットの着用義務はありませんが
  乗船する方全員にライフジャケットを着用していただいております
 ・妊婦の方は乗船をお断りさせていただいております
 ・毎回、帰港時に船長から陸へ連絡(携帯電話)

 ※開催場所では携帯電話は繋がる為、衛星電話を搭載しておりませんでしたので
  今後からは、もしもの事を考え衛星電話を常備することとします
※現在は船に常備しております。

情報が錯綜する今、やはり長年の経験による知識と感も必要となります。
ご予約いただいた方に中止のご連絡をするのは大変心苦しいですが
安全を優先し、早目の判断とご連絡を心がけております。
ホエールウォッチングが中止になっても沖縄旅行を楽しんでいただきたく
スケジュールが変更できるようにご提案をさせていただいております。

まだ、早いですが来年のホエールウォッチングもどうか
「South to Suoth」をよろしくお願いいたします。

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